ロシア出身のアナスタシアさんは2人の男の子のママ。
HUGくみの利用者であり、HUGくみで行われる英語に親しむあそびの会
「Peek-a-boo!」のボランティア講師でもあります。
ボランティア講師として、そして二児の母としてHUGくみを利用しているアナスタシアさんにHUGくみを利用した感想を伺いました。
上の子が生まれてすぐに日出町に引っ越してきました。この子が少し大きくなってから日出町児童館を利用しはじめました。
英語あそびの「Peek-a-boo!」は、2013年から始めました。
上の子のときは、最初の育児ということもあって心配が絶えませんでした。
お風呂もオムツもメモを書いてやっていたし、健診のときも、たくさん質問を書いて持っていったくらいです。ちょっと育児に対して真剣すぎたのかなぁって、下の子を産んでからそう思います。
それから、子育てのことや悩みをお話しできるお友だちがほしかったんです。
主人に話を聞いてもらうと、「ここが問題だね」といってアドバイスをくれるんですね。
そうじゃなくて、ただ「わかるよ」「そうだね」って言ってほしい、ただ聞いてほしいという気持ちがあって、
同じ目線で分かり合えるお友だちがいない状況に、ちょっとしたストレスを感じていました。
ある程度大きくなった息子に、そろそろお友だちができたらいいなぁと思ったことが、最初にHUGくみに来たきっかけです。
町報などで子どもが遊べる場所を調べているうちにここに辿り着きました。でも私は外国人だから大丈夫かな、仲良くなれるかなとか、そういう不安もありました。
HUGくみで出会った先生やお母さん、日出町のみなさんがすごく優しくて、たくさんお話ができるようになったのがすごく嬉しかったんです。だから自分もここの人たちの役に立てればいいなと思いました。
私は英会話を教えていた経験があったので、子どもたちと英語で遊ぶ会を作りたいと先生に提案したんです。
それから具体的な話は先生たちと相談しあって、英語に親しむあそびの会「Peek-a-boo!」を実現することができました。
先生たちは「なんでも話してね」と言ってくれるんです。そうやって先生が気さくに話しかけてくれるから、子育ての悩みを気軽に話すことができました。
公園では他のお母さんやお子さんと少し距離があったり、遊びに来る子どもの年齢差が大きかったりと、なかなか仲良くなることができなかったんです。でもHUGくみでは、同じような年頃のお子さんがたくさんいます。だから、すぐにお母さんたちとも親しい関係を作ることができました。
私にとって、HUGくみはとても大きな存在です。
ちょっとした不安や心配事も先生に質問できるし、
お話できるお母さんたちがいる。
「聞いてくれる人がいるっていいなあ」
って思います。
息子もここでお友だちができて、小さいころからお互いを知っている関係というのは安心ですね。
他の場所に遊びに行ったときでも「お友だちがいたよ!」なんてことがけっこうあるんです。
HUGくみじゃない場所に出かけているのに、顔馴染みの人がいてすごいなと思いました。
絵本の読み聞かせやわらべうたに参加したことで、日本の文化を身近に感じられるようになったことがすごくよかったですね。
リトミック教室では子どもたち、お母さんたちもそれぞれの距離がぐっと近くなります。
こういう活動をきっかけに、お友だちが増えていきました。
ボランティア講師をすることで、街で「アナスタシア先生!」と声をかけてもらえるようになったこともとても嬉しいですね。
「Peek-a-boo!」でこれからも楽しく英語で遊んでもらいたいと思います。お母さんも一緒にね。
大好きなお母さんと遊ぶ英語なんて、楽しいに決まっているじゃないですか!
日出町は自然も多くて、子どもが安心して外で遊んだり公園で遊んだりできる環境が整っている町だと思います。
なによりもこのHUGくみは、素晴らしいですね。
私も公園で会ったお母さんや日出町に引っ越してきたばかりの人に、HUGくみをアピールしているんですよ。
「HUGくみには、英語に親しむあそびの会や子育て講習会、親子リトミック教室(音楽に合わせて体を動かすこと)、いろんな行事があるよ」って。
オモチャもたくさんある。同じ施設の中に本もたくさんある。
ここには話し相手もいるし、先生も「なんでも聞いてください」といってくれます。
お母さんたちが安心できる場所なので、ぜひ来てほしいですね。子育てを一緒に楽しみましょう!