地元・大分市から日出町に引っ越し、知り合いやお友だちがいない環境の中で、はじめての妊娠生活をスタートさせたご夫婦。妊娠中からマタニティ・ハンドメイド教室や産前・子育て中の親を対象としたNP母親講座など、積極的にHUGくみを利用していたそうです。
今回、ご主人と一緒にHUGくみを訪れ、生後1ヶ月の初々しい赤ちゃんの顔を見せに来てくれました。
ママ:今は、産後1ヶ月目で、この間やっと里帰りから赤ちゃんと一緒に自宅に帰って来たばかりなんですよ。
生まれたばかりなので産後の利用はまだですが、HUGくみが開催している講座や行事には妊娠中に何度か参加していました。赤ちゃんのおもちゃを作るマタニティ・ハンドメイド教室や、産前・子育て中のママが悩み事を相談し学び合うNP母親講座とか。主人も保健福祉センターに一緒に来て、役場が主催の両親学級に参加しました。
ママ:まだ赤ちゃんと自宅で暮らしはじめて一週間くらいなんですけど、赤ちゃんのことをずっと考えている生活になりました。何をするにも赤ちゃん中心で、大人しかいなかったときとは全然違います。食材の買い物にも行けないから、不自由だなと思うことも多いです。
パパ:僕は最初のころ抱っこもうまくできませんでしたね。オムツも替えられなかった。父親教室に行って沐浴体験もしてはいたんですけど、実際の我が子を抱くと体重以上の重みを感じました。
パパ:元々、ここの施設内にあるトレーニングジムを利用していたんです。そのときにHUGくみも見かけていたので、「子どもを遊ばせる場所があるんだな」と思っていました。
ママ:自分たちもいつか来るようになるのかなあ?くらいの感覚でしたね。
ママ:私は市外から越して来たのでこちらに友達もいないし、妊娠中はずっと時間を持て余してしまっていて。
ちょうど、母子手帳をもらうときにここの講座のお知らせを見たんです。
何かやってみたいな、こういうのっていいなって思ってHUGくみにきました。
ママ:私が参加したNP母親講座は、ママさんたちと悩みを共有する他にも、お花を生けたりティータイムがあったりしたので、リラックスできる場でもありました。手作りおもちゃを作る教室にも参加したんですけど、それもすごく楽しかった。
HUGくみで妊娠・子育てに関することが色々体験できて、しかもお金がかかるわけでもない。
こんなに素敵な施設がすぐそばにあるのはラッキーだなと思いました。
ママ:妊娠中はNP母親講座で他のママさんの相談事を聞いていても、いまいちピンとこなかったんです。
でも、実際に産んでみると「ああ、こういうことだったのか」という感じで、すごく落ち着いて考えられています。悩んでいいんだ、みんなそうなんだ、って。
私がNP母親講座に参加したのは、出産前だったのでどんな赤ちゃんグッズが必要なのかとか、そういうこともわからなくてたくさん質問していました。
赤ちゃんが生まれたらこんな生活になるんだな、というのが事前に分かったことは、今の赤ちゃんとの生活に役立っていると思います。
パパ:妊娠中は、妻が不安がっている姿を見かけていました。だから、HUGくみの講座や行事に参加することで、妻も少しリラックスできているんじゃないかと思います。
ママ:いろんな講座に参加できて、実際にすごく楽しかったしリフレッシュできました。ここに来ていて、本当によかったと思います。ここで知り合った先輩ママさんと今でも連絡を取り合って、アドバイスをもらったりもしています。
これからは、産後ヨガやベビーマッサージにぜひ参加してみたいんです。HUGくみに連れて来て一緒に遊べたら楽しそうですよね。
ママ:私はこちらに友だちも知り合いもいなくて、妊娠中は辛い気持ちになることも多かったんです。
もし、同じような気持ちのママさんがいたら、どんどんここに来たほうがいいと思います。
他のママさんとも出会えるし、自分自身のリフレッシュにも役立つと思うので、HUGくみを上手に利用して、妊娠・育児を楽しんでほしいです。
パパ:僕は父親だからか、あまり出会いの場という感覚はないんですけど、でもお父さんも是非参加した方が良いですよ、特にはじめての子育ての人は。知らないままでの育児って、ぜんぜん違いますから。